皆さん、こんにちは。
もうすぐサッカーワールドカップが開幕します。小4からサッカー小僧の私としては、日本がどこまで勝ち進めるか、今回はどこが優勝するのか、興味が尽きません。
【革命前夜】歴史x音楽x青春の音楽小説
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- オススメ度;★★★
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再読度;★★★
- 歴史x音楽x青春の音楽小説
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作品概要
- ジャンル;小説
- 作者紹介 ;須賀 しのぶ(すが しのぶ、1972年生まれ、埼玉県出身)。埼玉県立浦和第一女子高等学校を経て、上智大学文学部史学科卒業。1994年、「惑星童話」で上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞。以後、女性向けライトノベルを中心に活躍。2007年「スイート・ダイアリーズ」より一般文芸に移行。2010年、「神の棘」で第13回大藪春彦賞候補。2013年、「芙蓉千里」三部作で第12回センスオブジェンダー賞大賞受賞。2016年、「革命前夜」で第18回大藪春彦賞受賞、第37回吉川英治文学新人賞候補。2017年、「また、桜の国で」で第156回直木賞候補、第4回高校生直木賞受賞。同年、「夏の祈りは」で「本の雑誌が選ぶ2017年度文庫ベストテン」1位、「2017オリジナル文庫大賞」受賞。
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あらすじ
1989年、日本の喧騒を逃れ、ピアノに打ち込むために東ドイツに渡った眞山柊史。彼が留学したドレスデンの音楽大学には、学内の誰もが認める二人の天才ヴァイオリニストがいた。正確な解釈でどんな難曲でもやすやすと手なづける、イェンツ・シュトライヒ。奔放な演奏で、圧倒的な個性を見せつけるヴェンツェル・ラカトシュ。ヴェンツェルに見込まれ、学内の演奏会で彼の伴奏をすることになった眞山は、気まぐれで激しい気性をもつ彼に引きずり回されながらも、彼の音に魅せられていく。
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おすすめ
バブル期の日本から東ドイツに音楽留学した青年が出会ったのは2人の天才だった。日本人音楽家の成長を描く歴史エンターテイメント。一度読み始めたら、すぐ作品の大きなうねりに持っていかれます。バブルの日本とは対極にあったといえる監視社会の東ドイツで、一人の日本人留学生が自分の音を求め、成長していく、骨太な歴史エンタメ。
- 作品内で紹介される、ラフマニノフ、バッハ、ショパン、ベートーヴェンなどの音楽の描写が素晴らしい。
- 東ドイツが舞台なのですが、薄暗く重い空気感が伝わってきますね。
- ピアニストの物語は幾つかありますが、本作品はミステリー要素もあって陰のある感じが好きですね。
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