皆さん、こんにちは。
手遅れかなと思いながら、わずかの希望を託して、えきねっとでお盆期間の新幹線の席を調べてました。思った通り、いや、当たり前ですが大人二名+幼児で並びで座れる席なんて空いてないですね。
- オススメ度;★★★
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再読度;★★★
- ピアノを巡る小説
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作品概要
- ジャンル;ピアノがテーマの小説
- 著者;宮下 奈都(みやした なつ、1967年生まれ、福井県出身 )。2004年、3人目の子供を妊娠中に執筆した「静かな雨」が第98回文學界新人賞佳作に入選し、小説家デビュー。2010年、「よろこびの歌」が第26回坪田譲治文学賞の候補となる。2012年、「誰かが足りない」が第9回本屋大賞で第7位を受賞。2013年より1年間、北海道新得町に家族5人で山村留学を経験。2016年、「羊と鋼の森」で第154回直木三十五賞候補、第13回本屋大賞受賞。
- 受賞;2016年「羊と鋼の森」で第154回直木三十五賞候補、第13回本屋大賞受賞。
- 映画化;2018年6月8日公開。監督は橋本光二郎、主演は山﨑賢人。上白石萌音・萌歌の姉妹が映画初共演!
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あらすじ
外村は、高校2年の2学期のある日の放課後、体育館に置かれているグランドピアノを調律師が調律するのを偶然目の当たりにする。そのことがきっかけとなり、外村は生まれてはじめて北海道を出て、本州にある調律師養成のための専門学校で2年間、調律の技術を学ぶ。北海道に戻り、江藤楽器という楽器店に就職、入社して5か月が過ぎた秋のある日、双子の姉妹の住む家で柳が行う調律に同行する。入社2年目のある日、板鳥が行う一流ピアニストのコンサートの調律に同行する。
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おすすめ
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015を受賞!ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。
- ピアノをめぐり、一人の青年の成長を描いた穏やかな物語です。
- 風景や音楽の描写が綺麗ですね、女性作家ならではの感性なのでしょうか。
- 調律師、奥が深い職業なのですねと感心です。
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