皆さん、こんにちは。
この夏、クーラーのない部屋で扇風機だけで、夜、寝てます。最近、朝に暑くて目覚めることが多く、結果、睡眠時間が減少傾向です。涼しい畳の部屋で、畳のにおいを嗅ぎながら寝たいですね。
【暗幕のゲルニカ】パブロ・ピカソの名画「ゲルニカ」をめぐる物語
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- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
- ピカソの名画をめぐるアートサスペンス小説
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作品概要
- ジャンル;アートサスペンス
- 著者;原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年生まれ、東京都出身)。馬里邑美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、2002年にフリーのキュレーターとして独立。2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始し、2005年には共著で「ソウルジョブ」上梓。そして同年、「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞、特典として映画化される。mahaの名でケータイ小説も執筆する。キュレーターの経歴とも相まって、美術を題材とした作品が多い。
- 受賞;2012年「楽園のカンヴァス」で第25回山本周五郎賞受賞、第147回直木賞候補、第10回本屋大賞第3位。2017年「リーチ先生」で第36回新田次郎文学賞受賞。
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あらすじ
ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレータ ー八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒濤のアートサスペンス!
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おすすめ
現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。「楽園のカンヴァス」の続編にあたるのが「暗幕のゲルニカ」。物語の核はパブロ・ピカソの名画〈ゲルニカ〉。壮年のピカソが舞台の中央でスポットライトを浴びます。アートに隠されたメッセージがストーリーによって浮かび上がるさまが面白いですね。
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