珈琲時間

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【天と地の守り人】ファンタジー小説の傑作、大人気の守り人シリーズ

皆さん、こんにちは。

同僚と田舎にありがちな話で盛り上がりました。最寄りのスーパーは車で30分、列車は1時間に1本、携帯の電波は弱い、等々。ものと情報が豊富で便利な生活をしているのは首都圏のごくわずかな人たちなんですよねーと実感。

 

2022.09 今日の小説|天と地の守り人

 

 

 

 

  • 作品概要

  1. ジャンル;ファンタジー
  2. 著者;上橋菜穂子、1962年生まれ、東京都出身。児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家、文化人類学者。日本児童文学者協会会員。1989年「精霊の木」で児童文学作家としてデビュー。東洋、中央アジアをベースにしたファンタジーを書きたいという思いから、日本を舞台に「月の森に、カミよ眠れ」(1991年)を執筆、1992年に日本児童文学者協会新人賞を受賞し、日本古代を題材とした日本的ファンタジーの書き手として注目を浴びる。1996年「精霊の守り人」で独自の異世界を舞台にした女用心棒を主人公にしたファンタジー作品を発表する。2008年6月には、英訳も出版、以後、「守り人シリーズ」として書き継いでいくことになる。
  3. 受賞;1996年「精霊の守り人」第34回野間児童文芸新人賞。2000年「闇の守り人」第40回日本児童文学者協会賞。2002年「守り人シリーズ」第25回巖谷小波文芸賞。2003年「神の守り人 来訪編、帰還編」第52回小学館児童出版文化賞。2004年「狐笛のかなた」第42回野間児童文芸賞。2014年国際アンデルセン賞作家賞。2015年「鹿の王」第4回日本医療小説大賞(主催・日本医師会)。2015年「鹿の王」第12回本屋大賞

 

  • あらすじ

大海原に身を投じたチャグム皇子を探して欲しい。密かな依頼を受けバルサはかすかな手がかりを追ってチャグムを探す困難な旅へ乗り出していく。刻一刻と迫るタルシュ帝国による侵略の波、ロタ王国の内側に潜む陰謀の影。そして、ゆるやかに巡り来る異界ナユグの春。懸命に探索を続けるバルサは、チャグムを見つけることが出来るのか。

 

  • おすすめ

どの作品も面白い「守り人シリーズ」。本作は第一部から完結まで最も楽しむことができる作品です。文庫版で1000ページを超える大作ですが、飽きさせない、緊迫感を継続する、作者の筆力は素晴らしいの一言に尽きます。感動的なシーンや衝撃的なシーンが強力なインパクトを残し、この長大な物語にふさわしい余韻を残すラストも素晴らしいです。やはり、このシリーズは面白い。

 

  1. 長い物語ですが、あっという間に読み終え、読後は面白かったと満足感に浸れます。
  2. バルサ、チャグム、タンダ、全てが大団円となる訳ですが、ヒュウゴなどのサブキャラクターも存在感があってよいです。
  3. 守り人シリーズが、これで終わってしまうと思うと、少し残念ですが、素晴らしい作品に出会えて感謝ですね。

  

 

 

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