皆さん、こんにちは。
運動不足と感じつつ、なかなか、日々の生活で運動できないものですね。せめてと思い、保育園のお迎えは歩いて往復してます。あとは暇をみつけて泳ぎたいと画策中なので、プールの検索しなければと。
【ワイルド・ソウル】南米移民政策の暗部を、明るく面白く描いた冒険犯罪小説
- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
- 移民がテーマの娯楽小説
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作品概要
- ジャンル;冒険犯罪小説
- 著者;1966年生まれ、長崎県出身。2000年「午前三時のルースター」でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年「ワイルド・ソウル」で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の3冠受賞に輝く。翌2005年、「君たちに明日はない」で山本周五郎賞を受賞。
- 受賞;2000年「午前三時のルースター」で第17回サントリーミステリー大賞(大賞・読者賞)受賞。2004年「ワイルド・ソウル」で第6回大藪春彦賞受賞、第25回吉川英治文学新人賞受賞、第57回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。2005年「君たちに明日はない」で第18回山本周五郎賞受賞。
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あらすじ
1961年、衛藤一家は希望を胸にアマゾンへ渡った。しかし、彼らがその大地に降り立った時、夢にまで見た楽園はどこにもなかった。戦後最大級の愚政“棄民政策”。その40数年後、三人の男が東京にいた。衛藤の息子ケイ、松尾、山本、彼らの周到な計画は、テレビ局記者の貴子をも巻き込み、歴史の闇に葬られた過去の扉をこじ開けようとする。
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おすすめ
第6回大薮春彦賞受賞、第25回吉川英治文学新人賞受賞、第57回日本推理作家協会賞受賞、三冠受賞。これが、日本国政府への落としまえのつけ方だ!やることなすこと大間抜けな、ろくでなしの日系ブラジル男と、その相手の態度に怒り狂いながらも、つい庇ってしまうテレビ局の女。明るく、軽く、陽気に、ラテンのノリで爆走する、冒険犯罪小説。
- 南米移民政策の暗部を、明るく面白く描いた作品。
- 荒唐無稽の展開、人物と情景の描き方が素晴らしく、映画を見たような読後感でした。
- 登場人物もさほど多くなく、話のテンポもよく、長編なのですが長さを感じさせません。
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