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【われら闇より天を見る】2023年本屋大賞 翻訳部門受賞作、タイトル通りの重厚な物語

皆さん、こんにちは。

雨の金曜日ですね。秋の雨、冷たくて、体の芯まで冷えて寒くて、空はどんよりと暗くて、好きになれない人も多いと思います。私は意外と好きです、秋の雨。空気の汚れが雨で流れるような気がするのと、ひんやりとした空気が好きなんですね。雪国の生まれのせいかもしれないですね。

 

【われら闇より天を見る】2023年本屋大賞 翻訳部門受賞作、タイトル通りの重厚な物語

 

 

 

  • オススメ度;★★★★★
  • 再読度;★★★★★

  • 2023年本屋大賞 翻訳部門受賞作、タイトル通りの重厚な物語

 

  • 作品概要

  1. ジャンル;ミステリー
  2. 作者紹介 ;クリス・ウィタカー(Chris Whitaker、イギリス出身)。フィナンシャル・トレーダーを経て、2016年に『消えた子供 トールオークスの秘密』で作家デビューし、翌年の英国推理作家協会賞最優秀新人賞を受賞。2021年には『われら闇より天を見る』で英国推理作家協会賞最優秀長篇賞を受賞する。

 

  • あらすじ

アメリカ、カリフォルニア州。海沿いの町ケープ・ヘイヴン。30年前にひとりの少女命を落とした事件は、いまなお町に暗い影を落としている。自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。町の警察署長ウォークは、かつての事件で親友のヴィンセントが逮捕されるに至った証言をいまだに悔いており、過去に囚われたまま生きていた。彼らの町に刑期を終えたヴィンセントが帰ってくる。彼の帰還は平穏を乱し、ダッチェスとウォークを巻き込んでいく。そして、新たな悲劇がおとずれる。

 

  • おすすめ

2023年本屋大賞 翻訳部門受賞作。人生の闇の中に差す一条の光を描いた英国推理作家協会賞最優秀長篇賞受賞作。苛烈な運命に翻弄されながらも、 彼女たちがたどり着いたあまりにも哀しい真相とは。少しでいいので良いことがありますようにと、祈るように読みました。今年読んだ海外小説では一番心に残りました。

 

  1. 人生に恵まれていない人々が精一杯生きる物語。主人公ダッチェスの境遇が辛すぎて、彼女に幸あれと祈るように読みました。
  2. 評判を裏切らない充実した重厚な人間ドラマ。成長小説としてもロードノベルとしても読める骨太かつ複雑な傑作ですね。
  3. ミステリー+ヒューマンの構成、最後に驚きの事実が判明しますが、謎解きよりも人間模様が素晴らしい作品でした。

  

 

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