皆さん、こんにちは。
リフレッシュ休暇5日目です。今日は、息子の咳と熱があり、かかりつけの小児科へ行くことになりました。帰宅後、録画した映画でも見てのんびりしますか。
【この村にとどまる】イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞の最終候補。世界35か国以上で翻訳され、ドイツ・イタリア両国で20万部を超え、世界で50万部のベストセラー
- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
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イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞の最終候補。世界35か国以上で翻訳され、ドイツ・イタリア両国で20万部を超え、世界で50万部のベストセラー
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作品概要
- ジャンル;ヒューマン
- 作者紹介;マルコ・バルツァーノ(1978年生まれ、イタリア出身)。2010年、『息子の息子(Il figlio del figlio)』でコッラード・アルヴァーロ新人賞を受賞。2015年、『最後に来たりし者(L'ultimo arrivato)』でカンピエッロ賞、ヴォルポーニ賞、ローマ図書館賞などを受賞。2018年に発表した『この村にとどまる』で、イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞の最終候補に選ばれたほか、イーゾラ・デルバ賞、ドロミーティ・ユネスコ賞、ヴィアダーナ賞など国内外の多数の文学賞を受賞した。世界35か国以上で翻訳され、ドイツ・イタリア両国で20万部を超え、世界で50万部のベストセラーとなった。
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あらすじ
北イタリアチロル地方、ドイツ語圏の一帯はムッソリーニの台頭によりイタリア語を強制され、ヒトラーの移住政策によって村は分断された。母語を愛し、言葉の力を信じるトリーナは、地下で子どもたちにドイツ語を教え、ダム建設に反対する夫とともに生きてゆくのだが。
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イタリア文学界の最高峰、ストレーガ賞の最終候補に選ばれたほか、イーゾラ・デルバ賞、ドロミーティ・ユネスコ賞、ヴィアダーナ賞など国内外の多数の文学賞を受賞した。世界35か国以上で翻訳され、ドイツ・イタリア両国で20万部を超え、世界で50万部のベストセラーとなる。
- 次から次へと不幸が降りかかるのですが、それもまた人生なんでしょうか。切なくも力強い物語ですね。
- 第二次世界大戦始まりの時代、ヒトラーとムッソリーニの台頭で翻弄される北イタリアの村人達の生きざまが描かれた良作です。
- 村の人々の命運よりも、終盤になり否応なしに明らかになる”一つの事実”が痛すぎます。
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