皆さん、こんにちは。
シルバーウィークが目前ですが、お天気が怪しいですね。予報では台風直撃でずーっと雨のようですね。雨となると、息子の遊びがぐっと選択肢が少なくなるのが困りものです。
【イキガミ】面白いダーク漫画
- オススメ度;★★★
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再読度;★★★
- 面白いダーク漫画
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作品概要
- ジャンル;漫画
- 著者;間瀬 元朗(ませ もとろう、1969年生まれ、愛知県出身)。1998年、投稿作の「AREA」が第43回小学館新人コミック大賞に入選。ビックコミックオリジナル新人コミック大賞増刊号(小学館)に掲載されデビューとなる。2001年にビッグコミックスペリオール(小学館)にてサイコホラー「キョウイチ」、2002年には週刊ヤングサンデー(小学館)にて東野圭吾の小説を元にした「HEADS」を連載開始。息をも吐かせぬサスペンスを描き人気を獲得する。2005年、同誌にて「イキガミ」をスタート。国の政策で死を義務付けられた若者たちのエピソードを紡ぎヒット作になる。2008年には実写映画化された。
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あらすじ
「国家繁栄維持法(略称:国繁法)」。この法律は国民に「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として、18歳から24歳までの若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは通称「逝紙(イキガミ)」と呼ばれる死亡予告証である。1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまうため、残りの人生をどう使うのか模索し、様々な思いを抱きながら死を迎える。区役所に勤務し、イキガミを配る「逝紙配達人」を務める藤本賢吾は、イキガミを配布していく中で、避けられない死の運命に翻弄されていく人々やその遺族、イキガミに反対するレジスタンスを目の当たりにする。物語は、イキガミを配られた対象者がどのように最期の24時間を過ごして死んでいったかを描き、最後に藤本がそれをレポートに綴り、所見を述べる形式で描かれていく。
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おすすめ
国家繁栄維持法のもと、国反予防接種によってランダムに注入されたナノカプセルにより突然死が訪れる国で、逝紙配達人である 藤本賢吾の目線から人間の生死を描いた間宮元朗による漫画。一話完結型で話は進んでいきます。ありえない設定ですが、最後の時間をどう過ごすか、ちょっと考えちゃいますね。
- 映画化もされた作品。映画はキャストが絶妙ですね、映画も楽しめるかもしれません。
- 酷評が目につきますが、物語自体面白く読めますし、絵のタッチも割と好きですね。
- 荒唐無稽な設定ですが、話の一つ一つはよくで練られていて、時に涙を誘う物語もあります。