皆さん、こんにちは。
降ったりやんだりの金曜日。今日の居酒屋メニューは、
・高菜と茗荷の冷奴
・オクラのめんつゆ胡麻和え
・ピーマンと大根の浅漬け
・レバーのクミンソテー
・鮭のバター醤油ソテー
そして赤ワインです。
【罪の轍】実際の誘拐事件をモデルにした犯罪×捜査小説
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- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
- 「戦後最大の誘拐事件」と言われた「吉展ちゃん事件」をモデルに、事件の全貌を緻密な心理描写と圧倒的リアリティーで描く傑作犯罪小説。
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作品概要
- ジャンル;ミステリー
- 作者紹介;奥田英朗(オクダ・ヒデオ、1959年生まれ、岐阜県出身)。プランナー、コピーライター、構成作家などを経験したのちに、1997(平成9)年「ウランバーナの森」で作家としてデビュー。2002年「邪魔」で大藪春彦賞を、2004年「空中ブランコ」で直木賞を受賞する。2007年「家日和」で柴田錬三郎賞を、2009年「オリンピックの身代金」で吉川英治文学賞を受賞した。「最悪」「マドンナ」「イン・ザ・プール」「東京物語」「サウスバウンド」など著書多数。
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あらすじ
昭和三十八年。北海道礼文島で暮らす漁師手伝いの青年、宇野寛治は、窃盗事件の捜査から逃れるために身ひとつで東京に向かう。東京に行きさえすれば、明るい未来が待っていると信じていたのだ。一方、警視庁捜査一課強行班係に所属する刑事・落合昌夫は、南千住で起きた強盗殺人事件の捜査中に、子供たちから「莫迦」と呼ばれていた北国訛りの青年の噂を聞きつける。
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おすすめ
世間から置き去りにされた人間の孤独を、緊迫感あふれる描写と圧倒的リアリティで描く社会派ミステリの真髄。「戦後最大の誘拐事件」と言われた「吉展ちゃん事件」をモデルに、事件の全貌を緻密な心理描写と圧倒的リアリティーで描く傑作犯罪小説。
・長編ですが、面白く一気に読めます。
・犯人の育った環境が劣悪で感情移入していきます。罪を罪とも思わず、無邪気に重ねていくさまが哀しく苦しいです。
・中盤から登場するキャラクターが個性的で好きです。東京オリンピック直前の人々の生活感を感じれます。
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