皆さん、こんにちは。
引っ越ししたところは、少し歩くと畑がチラホラあります。先日、畑の横でおばさんが野菜を売ってまして、スナックエンドウやブロッコリーがスーパーの半額ぐらいで売られてまして、早速、買いました。美味いし安いし、通いそうです。
【国宝】梨園を舞台にした二人の少年の成長を描く長編小説
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- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
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作品概要
- ジャンル;文学小説
- 著者;吉田 修一(よしだ しゅういち、1968年生まれ、長崎県出身)。1997年、「最後の息子」で、第84回文學界新人賞を受賞し、小説家デビュー。同作で、第117回芥川龍之介賞候補。2002年、「パレード」で、第15回山本周五郎賞を受賞。同年には「パーク・ライフ」で、第127回芥川龍之介賞を受賞。純文学と大衆小説の文学賞を合わせて受賞したことで話題になった。若者の都市生活を描いた作品が多かったが、殺人事件を題材にした長編「悪人」で2007年に第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞を受賞。2010年、「横道世之介」で第23回柴田錬三郎賞を受賞。2019年、「国宝」で第69回芸術選奨文部科学大臣賞と第14回中央公論文芸賞を受賞。2016年、芥川龍之介賞の選考委員に就任。
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あらすじ
1964年1月1日 長崎は料亭「花丸」。侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。極道の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そして、オリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか?
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おすすめ
日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして「悪人」「怒り」に次ぐ文句なしの傑作。上下巻と長いのですが、知ることのない梨園の世界の話は面白く、一気読みできます。
- 梨園を舞台にした、二人の少年の光と影、成長の物語。
- 梨園の世界、世襲、家柄、クロスする二人の運命と大河ドラマのような作品です。
- 梨園ってこういう世界なのかと、少しだけ驚きと感心。芸の世界に生きるって大変ですね。
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