皆さん、こんにちは。
冬のビールとアイスクリームが好きです。特にアイスはコンビニ各社のオリジナルも結構美味しいです。毎日ではないですが、二日にいっぺんは子供とアイスを食べては、小さな幸せを感じる最近です。
-
オススメ度;★★★★
-
再読度;★★★★
-
作品概要
- ジャンル;漫画
- 作者紹介 ;谷口ジロー 鳥取県出身。鳥取商業高校を卒業後に京都の繊維会社に就職したが、
漫画家を目指して1966年に上京、 石川球太のアシスタントとなり漫画の技術を学ぶ。1971年に「 嗄れた部屋」(「週刊ヤングコミック」)でデビュー。その後、 上村一夫のアシスタントを経て独立。以後、 関川夏央ら漫画原作者と組み、 青年向け漫画においてハードボイルドや動物もの、冒険、格闘、 文芸、SFと多彩な分野の作品を手がける。 - 受賞;第37回小学館漫画賞審査員特別賞(犬を飼う)、第12回日本漫画か協会賞優秀賞(坊っちゃんの時代)、2011年フランス政府芸術文化勲章シュヴァリエ章
-
あらすじ
メンバー全員が45歳以上で構成される中年のエベレスト登山隊は、2人の滑落死者を出し失敗に終わる。遠征に参加したカメラマンの深町は帰国する隊員と別れ、カトマンズ の街を彷徨う中、ふと立ち寄った古道具屋の店先で年代物のカメラを目にする。エベレスト登山史上最大の謎とされているジョージ・マロリーの遺品と見た深町は即座に購入するが、カメラは宿泊先のホテルから盗まれてしまう。カメラの行方を追ううちに、ビカール・サン(毒蛇)と呼ばれる日本人から盗まれた故売品であることが判明するが、故買商からカメラを取り戻すために深町の前に姿を現したビカール・サンは、かつて日本国内で数々の登攀記録を打ち立てながら、ヒマラヤ遠征で事件を起こし姿を消した羽生丈二その人であった。
-
おすすめ
孤高のクライマーが神の領域に挑む極限の登山漫画、全5巻の作品です。2016年には実写映画化もされました。本作には実在のモデルがいる登場人物が多く、ジョージ・マロニーはアンドリュー・アーヴィンとエベレスト遠征で命を落とした実在する人物。また、羽生丈二のモデルは森田勝、長谷常夫のモデルは長谷川恒夫という登山家です。命を落とす危険性が高いエベレストの魔の魅力に取りつかれた男たちの生き様をリアルに描いています。
- 好きな漫画家「谷口ジロー」さんの登山漫画です。描写が細かくて、臨場感たっぷりです。
- 登山小説はいくつかありますが、登山漫画は少なく、本書は硬派な登山漫画の代表でしょうか。エベレストや氷壁の描写、岩の壁面などはどうやって描いたのだろう?
-
どうして危険と分かりながら山に登るんでしょうね。答えは見つからないのですが、本書では山に惹きつけられる男たちの心情が描かれています。
-
あわせて読みたい 「父の暦」
-
和食器のお店~13-Tableware