皆さん、こんにちは。
最近、ピーマンとスナックエンドウにはまってます。ピーマンは生でガーリックソルトとごま油であえて、エンドウはゆでてそのまま食べてます。どちらも美味しくて、ビールのつまみにピッタリです。
【たゆたえども沈まず】原田マハ作、ゴッホと兄弟を描いたアート小説
- 価格: 825 円
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- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
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作品概要
- ジャンル;フィクション、小説
- 著者;原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年生まれ、東京都出身)。馬里邑美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、2002年にフリーのキュレーターとして独立。2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始し、2005年には共著で「ソウルジョブ」上梓。そして同年、「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞、特典として映画化される。mahaの名でケータイ小説も執筆する。キュレーターの経歴とも相まって、美術を題材とした作品が多い。
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あらすじ
日本国内では、瀬戸物の包み紙程度の認識した無かった日本の浮世絵。これが海外に持ち出された時、その画に芸術的価値を見いだしたのは、後に印象派と呼ばれる名もなき若く貧しい画家達だった。グーピル商会で働く若き画商・テオは、金を散財するくせに、書いた画を一枚も売れずにいる画家、兄のフィンセントに頭を悩ませている。兄を疫病神のように嫌う一方で、彼の描く画に魅せられ、また高く評価もしていた。行き詰まりを感じている兄に、その自由な画風が若き芸術家の間で評判となっている浮世絵を見せたいがため、テオは同じパリで美術商をしている林忠正や加納重吉との交流を深めてゆく。テオから紹介されたフィンセントにただならぬ才能を感じた林は、彼が描く最高の一枚を手に入れるため、ある閃きから、アルルへの移住を薦めるが、それはゴッホ兄弟にとって悲劇の始まりだった。
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おすすめ
天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。パリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出す。「楽園のカンヴァス」「暗幕のゲルニカ」の著者によるアート小説の最高傑作!アート小説という視点が面白いですね。
- ゴッホと支える弟テオの悲しい結末の物語。
- 天才なんでしょうけど、実際に身近にいたら心配、気苦労も絶えず大変でしょうね。
- 原田さんの先品を読むと美術館に行きたくなりますね。読んだうえで絵を見ると、また違った見方ができるんでしょうね。
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