珈琲時間

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【点と線】空前の推理小説ブームを呼んだ松本清張作の秀作

皆さん、こんにちは。

もうすぐクリスマスということで、我が家も息子のプレゼントは何がいいのかおもちゃ売り場を物色しました。男の子なので、車とか好きなのですが、私が好きなのもあり地球儀にしました。公文から地球儀が販売されてまして、ちょっとびっくりです。

 

【点と線】空前の推理小説ブームを呼んだ秀作

 

 

 

  • オススメ度;★★★★★
  • 再読度;★★★★★

  • 空前の推理小説ブームを呼んだ松本清張作の秀作。

 

  • 作品概要

  1. ジャンル;ミステリー
  2. 作者紹介 ;松本 清張(まつもと せいちょう、福岡県出身、1909年~1992年)。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

 

  • あらすじ

料亭「小雪」の女中2人と、東京駅の13番線プラットフォームで見送られていた機械工具商会を経営する安田辰郎。この3人は、向かいの15番線プラットフォームに、同じく「小雪」で働くお時が男性と夜行特急列車「あさかぜ」に乗り込むところを見つける。だが数日後、お時とその男・佐山は、香椎の海岸で情死体となって発見された。一見ありふれた情死に見えたが、博多のベテラン刑事・鳥飼重太郎は、佐山が持っていた車内食堂の伝票から事件の裏の真相を探るため、一人、捜査をすることにする。一方、佐山は現在社会をにぎわしている産業建設省汚職事件の関係者であった。この事件を追っていた本庁の刑事・三原紀一は、心中事件を追って九州へ向かい、鳥飼と出会う。

 

  • おすすめ

列車時刻表を駆使したリアリスティックな状況設定で推理小説界に“社会派”の新風を吹きこみ、空前の推理小説ブームを呼んだ秀作。ちょっとクラシカルな感じですが、展開がテンポよくて面白く読めますね。

 

  1. 仕事に全力な刑事さんたちのチームがかっこよく、諦めない気持ちにジンときました。
  2. 1957年2月から連載開始の推理小説。この作品で「松本清張ブーム」が沸き起こったという。歳月を経ても褪せることのない作品です。
  3. ミステリーの原点のような作品。最近月に何冊かは昔の名作を読むようにしていますが、展開に引き込まれてとても面白かったです。

  

 

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