皆さん、こんにちは。
週末の金曜日は旦那が作る居酒屋メニューの日です。今日は何にしようかと悩みつつ。レンコンと大根のきんぴら、ホタルイカと菜の花のゴマ油炒め、あとは惣菜にしますか。お酒が進みそうです。
今日の本のご紹介は「のぼうの城」です。
【のぼうの城】映画化された面白い歴史小説
- タイトル;のぼうの城
- ジャンル;歴史小説
- 著者;和田竜
- 受賞;2009年第6回本屋大賞第2位。
- 映像化;犬童一心と樋口真嗣の共同監督で、2012年11月に公開された。TBS開局60周年記念作品。主演は野村萬斎。興行収入28.4億円を記録するヒット作となり、第36回日本アカデミー賞で多数の優秀賞を受賞。
- オススメ度;★★★★
- 再読度;★★★★
- リコメンド;攻める秀吉、守る成田長親のお話。普段は頼りなくてちょっと抜けてる殿様が、巨大な敵に反攻する、痛快な歴史小説です。歴史物が苦手な人でもサクサク楽しめますよ。野村萬斎主演の映画の原作にあります。
- 面白い歴史小説
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あらすじ;
舞台は周囲を湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。
領主は成田氏一門の成田長親は、領民から「でくのぼう」、略して「のぼう様」と呼ばれ、親しまれるお殿様でした。
天下統一目前の豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を攻略を進行。
豊臣側に抵抗するべく、北条氏政は関東各地の城主に籠城に参加するよう通達。
忍城主の氏長は、北条氏に従うように見せかけるため、手勢の半数を引き連れて小田原籠城作戦に赴きつつ、裏では豊臣側への降伏を内通。
「忍城を討ち、武功を立てよ」秀吉にそう命じられ、石田三成は大軍勢を率いて忍城に迫る。
軍使として遣わされた長束正家は、成田氏が既に降伏を決めていることを知りながら、戦を仕掛けるために傲慢な振る舞いをし、策略にはまった総大将・長親は「戦」を選択した。
氏長より降伏を知らされていた重臣たちは、初め混乱するが覚悟を決め、忍城籠城戦は幕を開けます。
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私的な読みどころ;
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主人公のお殿様「のぼうさま」が人間味あふれるキャラクターです。農民に好かれ、側近からは軽くバカにされ、でもここ一番には腹をくくる覚悟をする、格好いいですね。
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どうみても負けそうな戦に挑む、主人公と側近の面々の団結する姿に、うるっとします。
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敵将が石田三成なのですが、やっぱり幸が薄いのですかね。
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