珈琲時間

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ジェイムズ・エルロイの犯罪小説

皆さん、こんにちは。

やっと金曜日ですね。今日はおっさんが作る居酒屋メニューの日です。ホタテの刺身、牡蠣の燻製オイル漬、レバーのスパイシー炒め、ザーサイ冷奴、キンキンに冷やしたスパークリングワイン!そして、バスクリンのお風呂で一週間の疲れを取るのだ!

 

【L.Aコンフィデンシャル】映画化された50年代のLA市警が舞台の犯罪小説

 

 

 

  • オススメ度;★★★

  • 再読度;★★★

 

  • 作品概要

  1. ジャンル;犯罪小説
  2. 著者;ジェイムズ・エルロイ(1948年生まれ、アメリカ出身)特に犯罪小説で知られている。アメリカの暗部を抉る時代描写、必要最小限まで説明を省く電文体のスタイルに特徴がある。その作風から「アメリカ文学界の狂犬」とも呼ばれている。

 

  • あらすじ

舞台は、1950年代のLA。マフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕をきっかけに、血みどろの抗争が繰り広げられていた。ある日、街のコーヒーショップで客が皆殺しにされる猟奇殺人事件がおきる。被害者の一人は刑事だった。その刑事の相棒だったバドは新入りのエド、ベテラン刑事のジャックと共に事件の捜査に当たる。やがて、犯人と見られる三人組はエドに射殺され、事件は解決したかに思われたが。

 

  • おすすめ

50年代のLA市警に生きる三人の警官。幼時のトラウマから女に対する暴力を異常に憎むホワイト、辣腕刑事だった父をもち、屈折した上昇志向の権化エクスリー、麻薬課勤務をいいことに芸能界や三流ジャーナリズムに食指を伸ばすヴィンセンズ。そこへ彼らの人生を大きく左右する三つの大事件がおきる。<暗黒のLA四部作>第3作。独特の作風ですが、この手の犯罪小説は読み進めると止まりません。

 
  1. 出世欲と暴力と腐敗警察が織りなすアメリカの闇をえぐる犯罪小説です。
  2. 主人公の3人が、それぞれ複雑で痛ましい過去を背負いながら生きてます、まーまーえぐい人生ですね。
  3. 複数の事件が絡み合い、登場人物も多く、カオスのような作品ですが、文体がシンプルでスピード感があるので中盤以降は読み進みが早くなります。そこまでは読みづらいかもしれないです。

  

 

  • 和食器のお店~13-Tableware

 

和食器のお店「13-Tableware」〜手作りの和食器のよさ、青色の魅力「楢岡焼き」

 

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