皆さん、こんにちは。
ラグビーの福岡選手、有終の美でしたね。福岡選手、とにかく足が速くて、トライを期待させる、ワクワクする選手でしたね。ラグビー日本代表の選手が、引退し医者の道を歩むとは驚きなのですが、頑張って欲しいですね。
今日の小説の紹介は「優駿」です。
- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
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作品概要
- ジャンル;長編小説
- 受賞;第21回吉川英治文学賞、受賞。
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映像化;1988年(昭和63年)に公開された日本映画。フジテレビ開局30周年記念作品として制作され、240万人を動員する興行成績を残した。
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作者紹介
宮本輝 1947年生まれ、兵庫県出身。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため2年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦繍』『青が散る』『流転の海』『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『にぎやかな天地』『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎賞)『水のかたち』『田園発 港行き自転車』等著書多数。2010 (平成22)年、紫綬褒章受章。2018年、37年の時を経て「流転の海」シリーズ全九部(毎日芸術賞)を完結させた。
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あらすじ
生れる仔馬が牡馬でありますように。風の申し子のように速く、嵐みたいに烈しく、名馬の天命をたずさえて生れますよう。若者の祈りに応(こた)えて、北海道の小さな牧場に、一頭のサラブレッドが誕生した。オラシオン(祈り)と名づけられた仔馬は、緑と光の原野のなかで育ち、順調に競走馬への道を歩みはじめるが、それと共に、登場人物ひとりひとりの宿命的な劇(ドラマ)が、幕を開けた。
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おすすめ
北海道の小さな牧場で生を受けた一頭のサラブレッドオラシオン。北海道の大自然の中で育ち、順調に競走馬への道を歩み始める。そして生産者、馬主、騎手、調教師等、それぞれの物語が、最終章のダービーに向かって一気に駆け抜けます。
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競馬に詳しくなくとも楽しめます。
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北海道の雄大な自然の描写、競走馬の宿命、祈りながら大事に育てる人々など、重厚なストーリーです。
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競馬はロマンですね、馬券は買わないかもしれませんが、馬を見に行きたくなります。
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