珈琲時間

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自然愛と孤独:ザリガニの鳴くところ

皆さん、こんにちは。

最近、子供と一緒に朝の子供番組をよく見ます。私の子供時代と違って番組数も多ければ、内容がシュールなものもあり、びっくりです!よーく見ると、芸人さんが出てたり、サッカー中継でハイテンションなジョンカビラが出てたり、凝って作ってるなーと感心しました。

 

【ザリガニの鳴くところ】本屋大賞受賞の話題作

 

 

 

  • オススメ度;★★★★★

  • 再読度;★★★★★

 

  • 作品概要

  • ジャンル;ヒューマン

  • 著者;ディーリア・オーウェンズ(1949年頃生まれ )。作家、動物学者。彼女の処女小説 「ザリガニの鳴くところ」(Where the Crawdads Sing、早川書房 2020年)は、2019年のニューヨークタイムズフィクションのベストセラーのトップに25週間ランキングという記録を達成した。この本は、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに1年以上リスト入りしている。彼女はまた、「カラハリ 最後の野生に暮らす」(Cry of the Kalahari、早川書房 1988年)、 The Eye of the Elephant(象の目)、そしてSecrets of the Savanna(サバンナの秘密)のような、かつて動物学の研究でアフリカに滞在していた当時の回顧録もその当時の彼女の夫マークとともに執筆している。

 

  • あらすじ

ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ。

 

  • おすすめ

本屋大賞翻訳小説部門(2021年)」、「みんなのつぶやき文学賞海外篇1位(第1回)」、「翻訳ミステリー読者賞(第9回)」。みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。

 

  1. 翻訳ものでは最近、一番、よかった本ですね。作者が69歳で書いたデビュー作らしいです!
  2. 作者が自然を愛しているからなのか、ストーリーの中心となる湿地帯の自然描写が気持ち良く読めますね。
  3. ミステリーといえばミステリーですが、一人の孤独な少女の成長の物語ですかね。

  

 

 

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