珈琲時間

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心温まる小説「書店主フィクリーの物語」

皆さん、こんにちは。

大阪選手の全仏オープン棄権、残念ですね。うつ病の告白も勇気ある告白だと思います。彼女がテニスを楽しんでプレイできる時が来ることを、そーっと待つしかないですね、元気になってほしいです。

今日の小説の紹介は「書店主フィクリーの物語」です。

 

 

 

【書店主フィクリーの物語】本屋大賞翻訳部門1位の心温まる物語

 

  

 

  • オススメ度;★★★★
  • 再読度;★★★★

 

  • 作品概要

  1. ジャンル;海外小説
  2. 受賞;2016年本屋大賞翻訳小説部門第一位。

 

  • 作者紹介 

ガブリエル・ゼヴィン、1977年生まれ。ハーバード大学卒。2005年、ヤング・アダルト小説『天国からはじまる物語』で作家デビュー。2014年に『書店主フィクリーのものがたり』を刊行。数カ月にわたって“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラーリストにランクインし、30以上の言語に翻訳され、全米の図書館員が運営する“Library Reads”ベストブックに選ばれている。

 

  • あらすじ

その書店は島で唯一の小さな書店。偏屈な店主のフィクリーは、一人で本を売っていた。かつては愛する妻と二人で売っていた。しかし、彼女は事故で逝き、いまはただ一人。ある日、所蔵していたエドガー・アラン・ポー稀覯本が盗まれる。売れば大金になるはずだった財産の本が、なにもない、自分にはなにも。そしてその日、書店の中にぽつんと置かれていたのは、いたいけな幼児の女の子だった。彼女の名前はマヤ。自分も一人、この子も一人。フィクリーは彼女を独りで育てる決意をする。マヤを育てる手助けをしようと、島の人たちが店にやってくる。婦人たちは頻繁にマヤの様子を見に訪れるし、あまり本を読まなかった警察署長も本を紹介してくれと気にかけて来てくれる。みなが本を読み、買い、語り合う。

 

  • おすすめ

これは書店を愛する人たちの物語。店主フィクリーは店内に捨てられていた幼児マヤに出逢う。フィクリーは愛情深くマヤを育て、成長していくマヤは本を好きになります。全米図書館員の支持率「第1位」を獲得した感動作。

 

  1. 各章のトップページにフィクリーの書評が記されてますが、知らない本が紹介されており、これが面白い。
  2. 島の人々、捨て子のマヤの成長、心温まるストーリーです。読後には心がほっこりしますね。
  3. 小さな島の小さな本屋さん、頻繁に通いそうな素敵なお店です。

  

 

 

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