皆さん、こんにちは。
今週から鼻がモゾモゾしますね。花粉症まではいきませんが、季節の変わり目になると鼻炎になり、鼻水が止まりません。いつも、鼻うがいを始めると、症状が楽になるので、今日から鼻うがいを始めなければ。
【冬の動物園】谷口ジロー作の淡い恋の物語
- オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
- 谷口ジロー作の淡い恋の物語
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作品概要
- ジャンル;漫画
- 作者紹介 ;谷口ジロー 鳥取県出身。鳥取商業高校を卒業後に京都の繊維会社に就職したが、漫画家を目指して1966年に上京、石川球太のアシスタントとなり漫画の技術を学ぶ。1971年に「嗄れた部屋」(「週刊ヤングコミック」)でデビュー。その後、上村一夫のアシスタントを経て独立。以後、関川夏央ら漫画原作者と組み、青年向け漫画においてハードボイルドや動物もの、冒険、格闘、文芸、SFと多彩な分野の作品を手がける。
- 受賞;第37回小学館漫画賞審査員特別賞(犬を飼う)、第12回日本漫画か協会賞優秀賞(坊っちゃんの時代)、2011年フランス政府芸術文化勲章シュヴァリエ章
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あらすじ
昭和41年12月。高校を卒業後、鳥取から京都の織物問屋に就職した浜口は、休日となると動物園へスケッチに行く日々。デザインの仕事がしたい想いと、織物問屋の娘のかけおちを手助けした容疑で居づらくなり東京へと移り住み、高校の同級生田村の紹介でマンガ家のアシスタントになる。やがて浜口は病弱の茉莉子と知り合い、彼女に見せるためにマンガを描きたいと思うのだった。
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おすすめ
絵を描くことが好きな青年浜口が、就職、上京、恋愛と様々な人生経験を重ねるなか、マンガ家への道に目覚めて行く物語。作者谷口ジローの自伝風な作品。アクションなし、トリックもなし、この静かで丁寧な進み方が好きなのです。
- 独特のテイストを持つ谷口ジローが描いた自伝的コミック。この手の漫画家物語は大体おもしろいのですが、本作も面白いですね。
- ゆっくりと物語が進み、青年が大人になっていく過程が描かれた作品です。
- 精緻なタッチが特徴ですが、物語自体もゆっくりと進んでいく感じが好きです。
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和食器のお店~13-Tableware