皆さん、こんにちは。
火曜日は微熱もありいつもり早く寝ました。ですが、夜中の雨と風の音で何度か起きる羽目に。翌日はテレビでは竜巻注意報が出てますし、日本の気候も年々変わっていきますね。
2021.12 今日の小説|身分帳
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オススメ度;★★★
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再読度;★★★
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作品概要
- ジャンル;ヒューマン
- 著者;佐木 隆三(さき りゅうぞう、1937年〜2015年)。純文学作家として活動したが、直木賞受賞の「復讐するは我にあり」以降は犯罪ノンフィクションで人気を博し、後年は法廷のルポルタージュでも広く知られる。
- 受賞歴;第2回伊藤整文学賞受賞作。
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あらすじ
少年のころヤクザの世界に入り、ホステスとのトラブルなどから犯した殺人によって、人生の大半を刑務所の中で過ごしてきた山川一が、13年にわたる刑期を終え出所。東京の弁護士に身元引受人になってもらい、生活保護を受けてアパートでの一人暮らしを始める。近隣住民とのトラブルなどもあったが、階下に住むコピーライターの角田龍太郎やスーパーの主人などと親しくなり、徐々に社会生活に復帰していく。しかし、町で見かけたヤクザと戦ったり、刑務所での仲間に会いに行くなど、自身の過去を完全に振り切ることができず、職探しも難航してしまう。出所する前から考えていた母親探しも行き詰り、挫折を繰り返す。また、「身分帳」(刑務所で、収容者の経歴や入所時の態度などが書かれた書類)や裁判の記録などを読み返すことで、進んできた道を振り返り、このままの生活で本当に良いのか模索していく。
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おすすめ
映画「すばらしき世界」(2021年2月公開)原案。映画監督西川美和が惚れ込んで映画化権を取得した、「復讐するは我にあり」で知られる人間ドラマです。復刊にあたって、西川美和監督が書き下ろした解説を収録。人生の大半を獄中で過ごした前科10犯の男が、極寒の刑務所から満期で出所した。身寄りのない無骨者が、人生を再スタートしようと東京に出て、職探しを始めるが、世間のルールに従うことができず、衝突と挫折の連続に戸惑う。伊藤整賞を受賞した傑作ノンフィクション・ノベル。
- 犯罪を犯し満期出所した男の、出所後の苦労の物語です。
- どちらかといえば近づきがたい人物なのですが、お節介な方々が何かと面倒を見てくれるおかげで、何とか普通の生活ができるようになっていきます。
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映画はまだ見てないのですが、是非、見てみたいですね。役所さんが主人公のようですがはまり役っぽいですね。
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