皆さん、こんにちは。
最近、どれだけ寝ても眠いのです。朝起きるのが辛く、起きるまでに数を数えて、大声出して踏ん切りつけないと起きれないのです。なので、つい、少しだけ昼寝をしてしまいます。昼寝ってどうして、あんなに気持ちいいんでしょうかね。すっきりして仕事もはかどります(たぶん)。
2021.10 今日の小説|風の海 迷宮の岸
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オススメ度;★★★★
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再読度;★★★★
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作品概要
- ジャンル;ファンタジー
- 著者;小野不由美 大分県中津市出身、京都市在住。血液型はO型、夫は推理作家の綾辻行人。1988年、「バースデイ・イブは眠れない」で講談社X文庫ティーンズハートからデビュー。1989年、悪霊シリーズ第1作「悪霊がいっぱい!?」を発表。足掛け5年つづく人気シリーズとなり、後にコミック化、テレビアニメ化された。1992年、十二国記シリーズの第1作「月の影 影の海」を発表。著者の代表作となる。
- 受賞;2020年、第五回吉川英治文庫賞受賞(十二国シリーズで受賞)
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あらすじ
神獣である麒麟が王を選び玉座に据える十二国。その一つ戴国麒麟の泰麒は、天地を揺るがす「蝕」で蓬莱に流され、人の子供として育った。十年の時を経て故国へ戻されるも、役割を理解できぬ麒麟の葛藤が始まる。我こそはと名乗りをあげる者達を前に、この国の運命を担うべき「王」を選ぶことはできるのだろうか。
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おすすめ
王を選ぶ役割を果たせぬ少年の葛藤と成長の物語。10年の時を経て、故国へ戻された幼い麒麟は正しい「決断」を下せるのだろうか。自身の役目と存在に悩む少年の成長を描く。Episode0「魔性の子」の謎に迫る衝撃作、人気の十二国記シリーズの第三弾です。やっぱりこのシリーズは面白いのです。
- 本作の主人公「泰麒」が可愛というか、健気というか、頑張れと声をかけたくなります。
- このシリーズ全般に言えるのですが、ストーリーの次が気になり、ページをめくる手が止まらなくなり、結果、寝不足に陥ります。
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いつもながら、安定した独自の世界観、飽きさせないストーリーと、読んでいて面白い作品です。私は巻頭にある全体地図を見ながら位置関係を確認しながら、仮想の異世界の妄想を膨らませます。
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