皆さん、こんにちは。
私の実家の秋田ではクマに襲われた事件が発生してますね。年々、クマの目撃も増えていますが、なんとか人間との共存は無理なんですかね。秋田のマタギの里にはクマ動物園があって一度、遊びに行った事がありました。立って餌を求めるクマが哀しくも可愛らしかったです。
【三国志 (北方謙三)】『三国志』を北方謙三流に解釈し直した男臭い英雄たちの物語
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作品概要
- ジャンル;歴史小説
- 著者;1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、05年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、10年に日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年紫綬褒章を受章。16年菊池寛賞を受賞。20年旭日小綬章を受章。著書に「三国志」「史記」「岳飛伝」「チンギス紀」「ブラディ・ドール」シリーズなど多数。
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あらすじ
時は、後漢末の中国。政が乱れ賊の蔓延る世に、信義を貫く者があった。姓は劉、名は備、字は玄徳。その男と出会い、共に覇道を歩む決意をする関羽と張飛。黄巾賊が全土で蜂起するなか、劉備らはその闘いへ身を投じて行く。官軍として、黄巾軍討伐にあたる曹操。義勇兵に身を置き野望を馳せる孫堅。覇業を志す者たちが起ち、出会い、乱世に風を興す。
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おすすめ
後漢の末期から晋王朝ができるまでの約百年間を舞台に、群雄割拠した実在の英傑たちの歴史物語である。幾多の男たちが、それぞれの夢を追い求め、やがて死んでいく滅びの物語にファンは多い。この本では、「乱世を生きた英傑たちの姿や魅力を、ぼくなりの見方を加えながら語っていきたい」、北方謙三が語る『三国志』の醍醐味を纏めた待望の一冊。いやー面白い、胸が熱くなる男の物語。
- 精一杯に生きる武将達の姿は見ているだけで胸が熱くなる。劉備が善人で徳の人と言うイメージからは遠く離れてしまうが、そこが人間臭いです。
- 他の三国志を読みましたが,北方三国志ほど英雄たちが人間味にあふれている三国志はないですね。悩んでいる孔明もいるし、優しい張飛がいます。
- 『三国志』を北方謙三流に解釈し直したもので、良くも悪くも、ハードボイルド的かつ北方謙三の価値観で溢れている作品ですね。
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