珈琲時間

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【悼む人】第140回直木賞受賞作、様々な生と死が交錯する物語

皆さん、こんにちは。

先週末から目が充血、くしゃみ、鼻水と花粉か鼻炎のような症状で苦しんでます。私も花粉症になったのかと諦めています。この季節、花粉のないところで仕事、生活したいですね。

 

  • オススメ度;★★★
  • 再読度;★★★

  • 第140回直木賞受賞作。見知らぬ死者を悼み、全国を放浪する静人。日記という形式をとり、過酷な旅の全容と静人の脳裏に去来する様々な思いを克明に描いてます。

 

  • 作品概要

  1. ジャンル;小説
  2. 作者紹介 ;著者;天童 荒太(てんどう あらた、1960年生まれ)。童話・映画脚本などさまざまな賞に応募し、本名で投稿した「白の家族」が野性時代新人文学賞を受賞。「ZIPANG」「アジアンビート」など映画の脚本などを手がけた後に、天童荒太名義で小説を書く。代表作にベストセラーとなり、よみうりテレビ制作で連続ドラマ化もされた「永遠の仔」など。「包帯クラブ」は2007年9月に映画公開(堤幸彦監督)、また、「孤独の歌声」は、2007年11月にWOWOWドラマW枠にて内山理名主演で映像化された。2009年1月、「悼む人」によって第140回直木賞を受賞。

 

  • あらすじ

不慮の死を遂げた人々を“悼む”ため、全国を放浪する若者・坂築静人。静人の行動に戸惑いと疑念を覚え、その身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒され、家族とともに最後の時間を過ごしながら、静人を案じる母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・奈義倖世。静人の姿が3つの視線から描かれ、その3つのドラマが、やがて1つの大きな物語の奔流となる。

 

  • おすすめ

第140回直木賞受賞作。見知らぬ死者を悼み、全国を放浪する静人。日記という形式をとり、過酷な旅の全容と静人の脳裏に去来する様々な思いを克明に描いてます。

  1. 死者を悼む旅を続ける青年と、末期ガンで闘病するその母親。父親に捨てられた新聞記者。新しい命を宿った娘。様々な生と死が交錯する物語です。
  2. 第140回直木賞受賞作。 前半は巡礼描写が多く、宗教がらみの話になるのかと思いましたが、後半は一気に物語は進む展開です。
  3. 作者独特の世界、重めのテーマで少し暗く、そして印象的な木彫りの顔の表紙が強烈です。

 

  • あわせてみたい テレビドラマ化もされた「永遠の仔

 

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