皆さん、こんにちは。GWに鎌倉の長谷寺に行ってきました。人手が少なく、1年前に行った時の半分以下でしょうか、ゆっくりと散策できました。十一面観音を間近で眺め、少し登った高台から海をぼーっと眺めて、釜揚げしらすを食べて、疑似旅行を楽しみました。
今日の小説の紹介は「ジェノサイド」です。
【ジェノサイド】 このミス1位の一気読みSFサスペンス
- オススメ度;★★★★★
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再読度;★★★★★
- このミス1位の一気読みSFサスペンス
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作品概要
- ジャンル;サスペンス、SF
- 著者;高野和明 東京都出身。小学二年生のときに「激突!」を見たことをきっかけにハリウッド映画に夢中になる。映画監督を志すようになり、小学六年生のときに8ミリ映画を撮り始める。宮部みゆき「魔術はささやく」「火車」を読んで小説を書きたいと思い、1996年、執筆をはじめる。2001年、死刑制度を扱ったミステリー「13階段」で第47回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞。
- 受賞;第65回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞、第2回山田風太郎受賞、2012年版このミステリーがすごい!1位、2011年週刊文春ミステリーベスト10 1位。
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あらすじ
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール、それがすべての発端となる。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが。
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おすすめ
第65回日本推理作家協会賞受賞、第2回山田風太郎賞受賞、「このミステリーがすごい!」2012年版1位、「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門1位、「2012年本屋大賞」2位。ミステリー各賞・ランキングを総なめにし話題となった作品です。読み出したら止まらない、エンタメ小説です。
- 一気読み、没入感高し、面白い小説です。
- 日本とコンゴ、アメリカの情報機関と日本の大学、傭兵と大学生とスケールが大きいです。
- 登場人物も多く、薬学、アフリカ情勢など情報量も多いのですが、テンポよく読めます。