珈琲時間

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【永遠の仔】テレビドラマ化された長編ミステリー

皆さん、こんにちは。

最近、仕事机の隅にアガベという植物を置いてます。寒さに弱いのと、仕事机が殺風景だったのでベランダから非難させたのですが、よくみると面白い形をしていて、仕事の合間に手に取り眺めています。植物って多種多様、個性があって面白いですね。

 

永遠の仔】テレビドラマ化された長編ミステリー

 

 

 

  • オススメ度;★★★★
  • 再読度;★★★★

  • 重苦しい長編ミステリー

 

  • 作品概要

  1. ジャンル;長編ミステリー
  2. 著者;天童 荒太(てんどう あらた、1960年生まれ)。童話・映画脚本などさまざまな賞に応募し、本名で投稿した「白の家族」が野性時代新人文学賞を受賞。「ZIPANG」「アジアンビート」など映画の脚本などを手がけた後に、天童荒太名義で小説を書く。代表作にベストセラーとなり、よみうりテレビ制作で連続ドラマ化もされた「永遠の仔」など。「包帯クラブ」は2007年9月に映画公開(堤幸彦監督)、また、「孤独の歌声」は、2007年11月にWOWOWドラマW枠にて内山理名主演で映像化された。2009年1月、「悼む人」によって第140回直木賞を受賞。

 

  • あらすじ

3人の主人公は、子供の頃あらゆる児童虐待を受けてきた。久坂優希は父親から性的虐待を、長瀬笙一郎(モウル)は男遊びがさかんな母からネグレクトを、有沢梁平(ジラフ)は母からたばこを体におしつけられる身体的虐待を受け、その恐怖から恐怖症を患ってしまう。3人は1979年に瀬戸内海の小島にある精神科病棟で出会い、院内学級で小学校時代を過ごすも、3人の決断によりある事件が起こる。優希の父親が滑落死したことで3人は離散するが、18年後の1997年、社会人として過ごしていた3人は川崎市内で運命的に再会することになる。そして再会によってまた事件が発生する。

 

  • おすすめ

ミステリー作品でありながら、虐待という現代の闇をテーマにしており、子を持つ親としては考えさせられる作品。【日本推理作家協会賞(第53回)】霧の霊峰で一人の少女・久坂優希と二人の少年が起こした聖なる事件。その秘密を抱えたまま別れた三人が、17年後再会、過去を探ろうとする弟の動きと殺人事件の捜査によって優希の平穏な日々は終わりを告げた。

 

  1. ベストセラーになり、テレビドラマ化もされた作品。重苦しい展開ですが、テンポよく進むので夢中で読み続けられます。
  2. 表紙の彫刻の何とも言えない表情が物語の内容を物語っているような気がします。
  3. テレビドラマも暗く重くるしい演出でしたね。渡部篤郎中谷美紀が幸薄い感が出ていてはまってましたね。

  

 

 

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