皆さん、こんにちは。
ベランダで栽培しているミニトマトが、ワサワサと実をつけ始めました。まだ青いのですが、早く赤くなって収穫できないかと、家族で待ちわびています。特別な事はせずに適度に水を与え、日向に出してるだけなんですが、植物の生命力ってすごいですね。
【永い言い訳】罪悪感にとらわれもがくダメ男を、本木雅弘が絶妙なおかしみを滲ませて好演
- お薦め;★★★★
- リピート鑑賞;★★★★
- 罪悪感にとらわれもがくダメ男を、本木雅弘が絶妙なおかしみを滲ませて好演。
作品概要
- ジャンル;ヒューマン
- 監督;西川美和
- CAST;本木雅弘、竹原ピストル、堀内敬子、深津絵里
- トリビア;妻を亡くし途方に暮れる2児の父親を演じた、ミュージシャンと俳優の二足のわらじを履く竹原ピストル(40)が、キネマ旬報最優秀助演男優賞や日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。
おすすめ
「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督が、第153回直木賞候補作にもなった自著を自身の監督、脚本により映画化。本木雅弘のダメ男ぶりと竹原ピストルの素朴な男との対比が面白いですね。
・妻を亡くしても悲しみを感じられない男が、自分がいかにマトモでないかを認識していく物語ですね。
・主演の本木雅弘もダメ男な役どころを演じていましたし、子供たちの演技の上手さに感心させられました。
・子役のあかりちゃんが可愛く、主人公のクズさとの対比が印象的ですね。
あらすじ
人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失うが、妻の間にはすでに愛情と呼べるようなものは存在せず、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできなかった。そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。幸夫と同じように妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそのようなことを口にしたのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが。
監督紹介
西川美和、1974年生まれ。 日本の映画監督/脚本家/小説家。学生時代より、映画製作を志し、映画制作会社などの就職面接を受けるも、ことごとく落ちるが、テレビマンユニオンの面接担当だった是枝裕和監督に意気込みを見出され、映画「ワンダフルライフ」にフリーのスタッフとして参加する。2002年、自作脚本のブラックコメディ「蛇イチゴ」で監督デビュー。日本の典型的な家族の崩壊をシニカルに描いた同作は、第58回毎日映画コンクール・脚本賞、その年の数々の国内映画賞の新人賞を受賞する。
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